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Chirp garden diary
9.3September

ファームのトウモロコシたちが収穫時期を迎えています。種まきから90日

程で収穫でき、調度8月中旬から9月末くらいまでが収穫時期です。頂上に

噴水の様にぱぁーっと咲いている穂が花粉のある雄穂、下部の幹に沿ってつ

いている絹糸が雌穂です。雌穂は雄穂の花粉が風に運ばれて降り掛かるのを

待っているのですね。この絹糸が茶色に色づいたらいよいよ収穫です!

9.4September

9月に入り少しずつ秋の訪れを感じられるようになりましたね。でもまだまだ夏の花は少し涼しくな

てきたからこそ「よーしっ、咲くぞ!」とばかりに元気いっぱいに咲いています。

太陽の花「ヒマワリ」北アメリカ原産キク科の一年草でとても丈夫な植物です。花は黄色、オレンジ

、赤褐色、八重咲きなど園芸品種は非常に多くあります。オランダの画家ゴッホが好んで描いた花の

一つがひまわり、とてもエネルギーを感じられる魅力的な花ですね。写真はシロタエヒマワリです。

葉に白っぽい細かい毛が付いていて黄色に映えるシルバーリーフが涼しげでとっても素敵です。

9.5September

ファームの生け垣として使っている「ムクゲ」です。アオイ科の落葉低木で夏から秋(7〜10月)

で花が咲き、園芸品種も多くあります。ハイビスカスと同じ仲間でよく似ています。花は1日で

ぼんでしまいますが、次々と美しい花を咲かせ続けとっても頼もしいです。ムクゲは韓国の国花です

ね。では日本の国花は何でしょうか?

答えは「菊」と「桜」です。世界の国花を調べるのも楽しいですね。ちなみに昨日のヒマワリはロシ

の国花だそうです。

9.10September

9月4日〜7日まで東京ビックサイトで開催されたギフトショーへ行

て参りました。日本最大の国際見本市で、日本中そして世界の雑貨、

具、お花やグリーンのガーデングッズなど様々な新商品が勢揃いし

ます。1日では全てのブースを見ることは出来ないほどです。ガーデ

ン関連に限らず新しい斬新なデザインに触れることはとてもよい刺激

になります。イギリスのバーミンガムでも毎年9月頃「glee」という

ガーデン、アウトドアリビングを中心とした国際見本市があります。

今年は9月16日から18日迄開催されます。昨年はgleeへ行って参

ましたが、日本の見本市とはスケールが全く違い、ーデン作業具

らグッズ、鉢、アウトドア家具まで素敵なものが世界中かたくさ

集められ、ディスプレイもこぞってセンスがよく創作意欲をかきた

られるものがたくさんありました。日本に限らず世界中会っ

素敵なものをみなさまへご紹介、そしてご提案してまいりたと思っ

ています!

gift show 2007
glee 2006
9.14September

昨日は北九州市フラワーコーディネーターの実習活動日でした。北九州市が認定したフラワーコーデ

ィネーターが今年発足し、これから北九州市の花のまちづくりのボランティアリーダーの活動がはじ

まります。私もなんと最年少として人生の大先輩の方々と共に参加させて頂いています。今回は小倉

のリバーウォークの紫川沿いにある花壇2ヶ所を秋の花壇としてデザインし、約20名で植え込みま

した。難しいと思われるR曲線のデザインも先生のご指導のもとみんなで一緒に協力して植え込むこ

とで素敵に仕上がり全員とっても満足した様子でした。NHKやTV九州、読売新聞など各社より取材が

来られてお昼のNHKニュースで早速私達はテレビデビューを飾りました!

植え付けた植物は秋の過ごしやすい季節とともに成長し花を咲かせ、ますます素敵な秋の表情を見せ

てくれることと思います。そして管理が大事になってきますね。ときどき花壇の成長経過をご報告し

たいと思います。左の花壇はフラワーコーディネーターの大林さんのデザイン、川の流れをイメージ

したそうで配色もとってもすばらしいです。右は私のデザインです。植え付け時は午後、残念ながら

暑さで苗がくたーっとなっていましたが、ライムグリーンのコリウスを周囲に内部はサルビアレウカ

ンサとチョコレートコスモスを入れて、シルバーリーフとライムグリーンの緑を楽しんで頂けると同

時にさわやかな秋の微風を風に揺れる花茎の動きによって街行く人々に感じて頂きたいとの願いを込

めてデザインいたしました。入ったチョコレートコスモスが小さくて今後の成長に淡い期待をしたい

と。。。あまり例の見ないとってもボリュームの出る大人っぽい花壇になってくると思います。

1ヶ月後をどうぞ楽しみに。

9.15September

お庭にサルスベリが紅白そろって咲いています。夏の花サルスベリ(百日紅)漢字のとおり花期が長

く7月〜10月まで咲きます。サルスベリは幹肌のつるつるした滑らかさを猿も滑るほどのものと例

えたことに由来しています。私もその面白い名前に引かれ幼少の頃は祖父のお庭にあった樹皮が剥が

れきった大きなサルスベリの木につるつる滑るのでしがみつきながらよく登ったものです。花は今年

伸びた枝先に付き、紅、桃、白、淡紫色などがあります。白いサルスベリは空に映えてとってもさわ

やかです。まだまだ10月までお庭を彩ってくれそうです。

9.16September

ドライブ中レンコン畑を発見しました。寄り道して中に入らせて頂き写真を撮らせて頂きました。

レンコンは蓮根と書きますので蓮(ハス)の花ですね。よく似ているのが睡蓮、印象派の画家モネ

の絵画が有名ですが絵を思い出して頂くとご存知のとおり、葉は表面に光沢があり水面にかんで

います。蓮に似た花が日中に咲き、夜には閉じる(眠る)ことが睡蓮の名前の由来だそうです。

一方、こちらの蓮の由来は花弁が蜂の巣に似ていることからハチス→ハスになりました。

蓮は葉の表面は水を弾き、水上へ立ち上がり葉は睡蓮と違い水面から立ち上がっています。昔の子

供たちは雨の日は蓮の葉をとって傘代わりにして学校へ通っていたいたそうで、本当に傘になるほ

ど大きな葉で、蓮根畑に囲まれていると「となりのトトロ」の世界が広がってきます。そんな幼少

時代を過ごせた先輩方がなんだかうらやましいですね。

9.17September

日本のハーブの代表格といえばシソです。高さ2m、実はこんなに繁々と大きくなります。シソには

大葉とよばれる青ジソと梅干しや漬け物などの着色や香り付けに使用される赤ジソがあります。赤ジ

乾燥させて細かくするとおにぎりの定番「ゆかり」のふりかけも簡単にできてしまいます。ゆか

り、美味しいですよね。シソはソ科の春蒔き一年草で夏から秋にかけて双状の花穂をつけタネで繁

殖します。シソ科にはバジルやミント、ローズマリーなどおしゃれなハーブと呼ばれる植物がたくさ

んあります。虫に強く明るい日陰でも十分成長しますのでプランターのベランダ栽培にもぴったりで

す。

9.23September

今日は秋分の日、お彼岸ですね。彼岸花はちょうどお彼岸の頃に咲きます。

田んぼのあぜ道に咲いている彼岸花をパチリ。そこへちょうど黒いアゲハ

チョウが蜜を求めてひらひらと、そしてパチリ。曼珠沙華(天上の花)と

呼ばれるその名のように凛とした姿の彼岸花とアゲハチョウの優雅な姿に

みとれてしまいました。さて、彼岸花が田んぼのあぜ道や土手、墓地など

でよく見られるのはなぜでしょうか?

それは毒性の鱗茎(球根)をもつ彼岸花を植えてモグラやネズミなどから

大切な農作物を守るためです。昔からそういう知恵を受け継いでいるので

すね。

9.27September

今年で4回目、月下美人が咲きました。月下美人は夜の9時から10時頃に咲きます。一夜限りです。

透き通った白い花びらの中に流れ出してきそうな花粉をたくさんかかえています。花びらが開き始め

るととっても甘くていい香りがお部屋いっぱいに広がりました。夜咲くこともあり芳香がとても強い

です。サボテン科の多肉植物で、花の付き方がとてもユニーク。葉茎の端の途中部分からつぼみがつ

きます。こんなに美しい花が意外にも中途半端な場所につぼみが付くので植物って不思議だなぁと思

います。